情報産業 |
情報産業は、産業別で言うと第三次産業である情報通信業に分けられます。しかしインターネットの普及によって、単にソフトウェアを開発したり通信回線のサービスを行うだけではない、新たな産業を創造しています。楽天やライブドアがIT産業として有名になりましたが、コンピュータ同士がネットワークで結ばれることで情報は新たな価値を生み出します。そして、それは産業を構造から変えてしまいました。企業の組織も縦型構造から並列型になって、価値を生み出さない中間管理職を不要にしてしまったのも情報産業の発達が生んだ結果です。こういった動きから、従来の枠組みではくくれないということで、第四次産業という表現をする人もいます。
ハード、ソフトに通信機器を加えた情報産業の総生産額は、一番新しいデータで20?30兆円ともいわれています。これは、日本のGNPの大体7%くらいになります。但しこれは、政府の事業所ベースの統計に基づく統計であり、この数値は、いわゆる「産業分類による事業所格付け」を前提としています。この格付けによれば、例えば銀行が行間業務として行う情報処理業務の付加価値は、金融業の付加価値となります。しかし実際には、銀行でも自動車でも鉄鋼でも情報処理部所は非常に大きくなっています。このような統計上現れない情報産業の付加価値生産を仮に勘定に入れたとすると、先程申し上げた情報産業の総生産額は恐らく倍位いになるのではないかと思われます。その場合の情報関係の次生産は、50兆円前後になり、日本のGNPの10%を超えていますから、情報産業というのは日本経済の中で相当大きなウェイトを占めてきていると考えてもよいでしょう。 |
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