住宅空間 |
住戸内の空間構成は、2階に玄関と多目的に使えるワークスペースを設け、1階または3階にプライベートスペースとして、両面採光と通風を実現した開放的な空間を設けています。生活空間と玄関廻りが階層を隔てることで、心理的切り替えが促されます。これにより、自分だけの生活空間という意識が深まり、お気に入りの生活空間に帰る人を招くといった歓びが感じられます。同時に、2階の玄関廻りとプライベートスペースが、大きな開口部を備えた光溢れる吹抜けでつながっていることから、マンションでありながら立体的で豊かな空間を感じることができます。
最近では広いリビングを望まれる方も多くなりましたが、まだまだ部屋数を優先する方も少なくありません。部屋数を優先するということは、限られた空間を小分けにするのですから、個々の面積が小さくなってしまうのは当たり前です。結果として、無駄な空間の多い、せせこましい家になってしまいます。広い空間は子供の勉強部屋にも大人の書斎にもなりますし、個々のライフスタイルに合わせた個性的な空間を作ることも出来ます。「家が住まい方を指示」するのではなく、「住む人が住まい方を自由に創る」。家の素晴しさは部屋数で決まるのではなく、その空間の魅力と包容力で決まるのです。 |
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