国内株式市場 |
G7直後の国内株式市場は、声明は円高圧力を和らげるには力不足と受け止められ、主力株の輸出採算改善期待が削がれ、上値が抑えられたと報道されていた。国内の投資家は、円安になると輸出企業の業績改善を通じて株式が上昇するとのストーリーでしか動いていないのが良く分かる事例だ。
国内株式市場に上場している企業の大半は国有企業が民営化された会社である。これらの企業の流通株数は全発行済株数の約3分の1で、残りは政府や政府をバックとする親会社が保有している。政府が単独大株主として企業経営に干渉したり、企業経営陣も一般株主を軽視する傾向がある。いわゆる一般株主不在の状況にある。過去数年間、非流通株の放出についての論議が重ねられてきたが、市場への配慮から実現はできなかった。今年に入ってから、試験的に非流通株の放出が行われている。短期的にマーケットの需給関係を圧迫する要因だが、長期的に上場企業の株主構成を是正し、正しい方向に向けて重要な改革とみるべきだろう。 |
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